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ゆる登山の私が提案する、容量別!登山用ザックの選び方

ザック収納 玄関周り 山の道具

日帰り登山から山小屋泊へ、と、山にハマると欲しくなるのが「ザック」。
ここでは敢えて、「リュック」ではなく「ザック」と呼びましょう(そのほうがなんかツウっぽいかな、と笑)

ザックは、「リュック」とか「バックパック」とか呼びますが、登山用のザックの何といっても素晴らしいところは

ピッタリと体に合ったザックは、
荷物の重さを感じさせない快適な背負い心地!

登山経験のないわたしたちは、最初はふつうのデイバックで高尾山などに行っていました。
こんなやつ・・・。

カンケン
フェールラーベンHPより

仕事で使っているリュック。これもとっても使い勝手良いリュックですが、登山用ではないのでね(笑)登山に行くようになり持っていくものもそれなりに増えてきたので、登山用のザックを買うことにしました。

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ちなみに容量以外のザック種別

UL系か、そうじゃないか

個人的な分け方、ですけど、

UL(ウルトラライト)系・・・ザック自体の自重をとても軽くしたもの。ガレージブランドに多いですね。カタチを整えるフレームなどがないものが多いので、パッキング技術が問われます。けど素敵なデザインも多いし、街に馴染む雰囲気のものが多いので、体に合えばとてもいいと思います。
そうじゃない系・・・様々なメーカーから出ている、いわゆる「山に行きます!」な雰囲気満点のザック。色んなところに色んなポッケがついていたり多機能。フレームが入っているものが多いので、ザック自体の自重はそれなりにありますが、カタチがしっかりしているので、パッキングがそこそこでも背負いやすいのが良いです。

私は、パッキングがそれほど上手でないのと、実際に背負ってみたときの重さの感じ方が「そうじゃない系」のザックの方が好みなので、私が持っているザックは全て「そうじゃない(UL系じゃない)」ザックです。

男女別があるか、ないか

そうじゃない系のザックでも、男女同じ型しか出していないものもあれば、男女別の型を出しているものもあります。
男女別モデルがあるものは、男性・女性それぞれの骨格に沿ってつくられています。容量などの大きさが同じでも、フレームなどの形が微妙に違うようです。
これは個人の骨格にもよりけりだと思いますが、私は、男女別のモデルがある方がフィット感は良いように思います。

試着必須!(できれば)登山用品専門の実店舗に行きましょう。

初めてのモデルを購入するときは、ぜひ実際にフィッティングして背負ごこちを体感するのが良いです。(コロナでなかなか実店舗に出向くのが難しい状況もありますが、混雑する曜日や時間帯は避けるなど工夫して)登山用品を扱う実店舗に行ってみて、実際に背負ってみましょう。

実店舗にいくと良いことは、登山専門店であれば店員さんがほぼほぼみなさん、登山をする方ばかりです。(なので、どちらかというと接客業向きの方は少なくて内向的な雰囲気の方が多い印象が(笑))どんな登山スタイルか(日帰りor山小屋泊orテント?持ち歩く装備類は?)聞いてくれた上で、オススメのモデルを提案してくれます。

  1. 背負い方を教えてくれる
  2. フィット具合をみてくれる
  3. ピロピロたくさんあるヒモ?コード?それぞれの調整の仕方や機能を教えてくれる

特に2のフィット具合については、最初の頃はどの感じがフィットしているのかしていないのか初心者の私にはよくわかりませんでした。登山を何度か重ねながら「あぁこの感じは重さの割にしんどさがなくて良い感じだなぁ」とか逆に長い歩行時間の後に痛むところが出てきたり(後から思うとザックの調整がうまくいってなかった)。

そんな経験を重ねるしかないところもありますが、プロの店員さんが見て骨格と合ってる・合ってない、とか、背面長の調整などもしてくれるので、初心者こそまずは店舗へ!です。

登山歴4年の私が揃えたザックのラインナップ

①日帰り登山(山ごはんしっかり系)向け 30L前後

ザック ドイター30L

ドイターのフューチュラ30L。(現行モデルにはこちらはありません。旧モデルになります。)
ドイターのザックは、このユリ(?)の花が付いているものがレディースモデルです。(造花で出来ていてカワイイのでそのままつけています)

ザック ドイター30L

ドイターのなんといっても秀悦なところは、この背中のエアシステム。汗っかきの私は、登山中のザックと背中の接地面のムレが酷くて(なので特に背中は汗びっちょり)。
ドイターはかなり昔からこの背中通気構造を研究しているとのこと。そして全世界で販売されていることもあり、機能のわりにお手頃価格。(たしかモデルチェンジで1万5千円くらいで購入。)

夏の低山登山時、背中を横に抜ける風を感じられるのも、とても快適。
実店舗で試着して、あまりのもの背負いここちのよさに感動して初めて購入したザックです。

日帰りには少し容量が大きめですが、基本的に日帰りの時は山頂でしっかり山ごはんを作って食べるので(むしろそのために山に登っているのかもしれない笑)、持っていくものが多めです。なので、30Lという日帰りにしては少し多めな容量です。(ただ、この背中の通気構造のザックは、背中の通気のためにえぐれている部分も含めての容量のようで、30Lの表記ですが実際は26〜28L程度と思います。)

②日帰り登山(山ごはんしっかりする系)+冬の時期向け 35L前後

ザック グレゴリー34L

①のザックよりちょっと荷物が多くなる、秋冬向けのザックです。(秋冬は防寒着などかさばるものが少し増えるので)グレゴリーのアンバー34L です。

これは最近買い足したもの。グレゴリーのザックはどのモデルも評判が良くて気になっていたのですが、少しお値段が高めなのですよね💦このアンバーは、グレゴリーのザックの中でも少し価格を押さえたモデルということで、ちょうど①と③の中間くらいのサイズが欲しかったので、購入しました。

ドイターまでの背中通気構造はないので背中の汗スースー感は劣りますが、さすがの背負い心地。とくにヒップベルトがしっかりしているので、腰で荷物の重さをしっかり支えられます。そしてヒップベルトのところにあるポーチがかなり大きいので、これが使いやすくて良いですね。

秋冬の防寒着がかさばる時期&背中のスースーは夏ほど求めない、というときにピッタリのザックです。

「日帰り用」と書きましたが、荷物の容量的にカサはないけど重さがそれなりにあるときの泊まり登山にも向いてると思います。

③山小屋泊 夏山1〜3泊向け 40L前後

ザック ドイター34L +10L

こちらはドイターの35L +10L。+10Lというのは、雨蓋部分が伸びて縦長に収納量が増えるシステムになっています。①のザックと同様、ドイターの背中通気システムがしっかりしたものです。その通気の空間分も容量にカウントされているので、実質40L前後、といった感じ。

こちらは夏の八ヶ岳に山小屋3泊4日縦走したときに使いました。
縦走となると、私はザック自体の重さも合わせて10kg以下にしたい。そのくらいの荷物の量であれば、40L前後のザックで間に合うと思いますよ。

④山小屋泊 秋冬期1〜3泊向け 50〜60L前後

ザック モンベル 60L

こちらはモンベル のアルパインパック60Lのザック。かなりの容量です。
③のザックだと、夏は足りるけど秋冬の防寒着が増える数日の縦走となると、③のザックだと容量が足りない。ということで購入しました。

最初は50Lのものを検討していたのですが、このタイプのザックは調整ベルトをしめるとかなりコンパクトになって可変性があるので、60Lにしました。

ザック モンベル 60L

大容量のザックになると、しっかりしたタイプのザックはそれ自体の重さもそれなりに重くなる傾向があります。そのバランスを考えた時、このモンベル のアルパインのザックは、フレームやショルダーベルト・ウェストベルトはしっかりしているけど、他(ポケットなど)はシンプルに作っているので、ザック自体の重さはそこまでありません。

ザック モンベル 60L

そして便利そう!と思ったのが、レインカバー無しで、このザック自体がスタッフバックのようになっていること。ザックの内側のこの黄色い袋が内袋になっていて、止水性のあるものになっています。

以前、夏の八ヶ岳で大雨に降られたことがありました。
ザックの中の荷物は、スタッフバックに小分けにしてザックにもレインカバーをつけていたので、荷物が雨にぬれるということはなかったのですが、山小屋についてザックを乾燥させるときに、こまりました(笑)。

大小たくさんのスタッフバックを全部出して、ザックの各ポケットに入ってるものも全部出して、それを山小屋の自分のスペースになるべく広がらないようにまとめて、ザックだけを乾燥室で干す。という感じ。

荷物をまとめていれておく大きめの袋が必要でしたね・・・。そのような反省もあり荷物が多いときの山行には、容量が大きいけど、シンプルな構造のザックは使いやすいかなぁと思います。

残念ながらこのザックを購入後にコロナ禍となり(泣)あまり遠方の山行に出かけられず、まだ山では使用していません。今度使う機会にまたレビューしたいと思います。

⑤おまけ:日帰り登山(食事は現地調達)向け 25L前後

ザック オスプレー24L

オスプレイの24Lのザックです。日帰りで、山ごはんなどもせず現地調達(山頂の茶屋など)のときの、最低限の荷物のときのザックです。小さいながらも、背中の通気構造がしっかりしているので、夏でも背中ビショビショにはなりませんよ〜( ´∀`)

大は小を兼ねる、で、最初の頃は①のドイター30Lを持っていってたのですが、荷物がスカスカだからか、ザックの中で荷物がゴソゴソ動いて、あまり良くないんですよね。なので、この小さめのザックも用意しました。

ザック収納どうしてる?

ザック収納 玄関周り
ザック収納 玄関周り

我が家はこのように、玄関の土間スペースに、店舗ディスプレイ用の金物を使ってザックを正面掛けで収納しています。壁などの空いているスペースがあれば、このように引っ掛けて収納するのがおすすめです(^^)

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