自粛と長梅雨で、日帰り登山もままならない数ヶ月。すっかりナマってしまっております(笑)。
泊まり登山は、歩く距離・高低差も優しいコースがいいなぁ、ということで、夏の花盛り!そして高原の涼しさを求めて、そして、犬と一緒に泊まれる山小屋の、入笠山のマナスル山荘さんへ行きました。
宿泊の人は山荘の前までマイカーでアクセスできます
入笠山は、夏のシーズン中はマイカー規制で、途中までしか車で行けません。(なので、日帰りの場合は、富士見パノラマリゾートのゴンドラ駅で駐車&ゴンドラで山頂近くまで行くか、山の中腹にある駐車場から約1時間ほど登るか、となります。)
でも山荘に宿泊の人は、山荘前までマイカーでアクセスできます。(マナスル山荘さんのHPから宿泊予約をすると、事前に入山許可証がメールで送られてきます。それをプリントアウトして、入山時のゲート(?)に居る係の方に見せるとOK)
犬も一緒に泊まるとなると、荷物もそれなりにありますが、山荘前まで車で行けるので、とっても便利!
マナスル山荘さんなら、犬も一緒に部屋に泊まれます
マナスル山荘さんは、全室個室対応。
犬OKの部屋が数部屋あって、犬連れの場合はその犬対応部屋になります。
といっても、ケージやサークルがあるわけではないので、必要な場合はご自分で持っていくと良いでしょう。(我が家はクレートとクッションを持って行きました。)
部屋にはコロコロやペットシーツなどの備品も置いてあって犬に優しいお宿。
ゴハン(人間のね。)の時間も、人だけのグループは食堂での食事ですが、犬連れグループは、この玄関土間のところで犬も一緒に、食事を取ることができます。(リードを引っ掛けられるフックもあちこちにあって、とっても便利。)※犬用ゴハンの提供はないので、日頃食べているフードを持って行きましょうね。
山荘までの道の途中にある、大河原湿原へ
自宅を6時に出発して(途中渋滞もありつつ)入笠山に着いたのは10時ごろ。
山荘の手前にある、大河原湿原に立ち寄りました。(湿原の入り口に駐車場アリ)
ころと歩く大河原湿原(動画)
一周30〜40分の周回ルート。木道もちゃんと整備されていてとても歩きやすいです。(でも、濡れていると滑りやすいので、スニーカーよりも登山靴が良いでしょう)
登り下りもないので、ひさびさの山歩きの慣らし運転にもってこいです(笑)
途中、沢もあったり、森の中を歩いたり。花はあまり見られずどちらかというと苔が多くて、北八ヶ岳のような雰囲気の湿原でした。
入笠湿原と入笠山へ
マナスル山荘さん前に駐車して、入笠山のお花畑へ。
たくさんの高山植物が咲き乱れ、そして、涼しい・・・・!まるで天国です。
山頂までは少し標高差がありますがお花畑コースは木道も整備されていて、高低差なくのんびり散策できますよ。ただ、日陰がないので(森の中じゃないからね)、紫外線対策はシッカリとしてくださいね〜
入笠山の山頂に行く前に、お昼ゴハン(笑)!
冷やし玉子肉うどん!夏季限定のようです。
マナスル山荘さんのゴハンは、素材にもこだわっていて(地元の野菜などを積極的に使っています)どれもこれも美味しい・・!
メニューもたくさんなので、迷います。そしてまた来たくなるーーーー。
腹ごしらえもちゃんとしたので、山頂へ!
山頂までの登りは、そこそこの登りです。ここは森の中を歩くので、日陰だし抜ける風がとても心地よいですよ。
入笠山 山頂へ
山頂からは、富士山や八ヶ岳、北アルプスや中央アルプス、南アルプス、とぐるーーーーーっと見えるはずなんですが、この日は雲が多くて望めませんでした、ざんねん。
山頂はなだらかで広いです。
さきほどのマナスル山荘さんでお会いした、黒柴の、りくくん。
山頂でも会えたので、仲良く記念撮影です( ^ω^ )
ころと歩く入笠湿原と入笠山(動画)
日帰りできる山に、泊まるヨロコビ。
入笠山は、ゴンドラで手軽にアクセスできることもあって日帰り登山が多いです。行った日は平日でしたが、日中はそれなりに人がたくさんいらっしゃいました。
ゴンドラの最終便の時間が近づくにつれて、山に人が少なくなっていく様子。夕暮れになってちょっと寂しい気持ちにもなりながら、山が暮れていく様子をゆったり味わえるのが泊まり登山の醍醐味。
夕食は名物のビーフシチュー
ランチメニューでは今はあつかってないようなのですが、宿泊者向けの夕食には名物のビーフシチューです!とうもろこしやレタスといった野菜は、地元のもの。空気と水がキレイだからか、とっても味が濃くて本当に美味しい。
夕食後は、ナイトツアー
夕食後は、山荘のご主人山口さんの案内で、夜の鹿探索と、星空観賞です。
夕立が数日続いていたらしいのですが、この日は夜になると雲も晴れて満天の星空が。木星や、天の川、夏の大三角形。夏のこんな星空をみれるなんて、感動です。
マナスル山荘さんは犬も人も楽しめる山小屋
看板犬のあじくん(黒いワンコ)に、最近仲間入りした柴犬(風らしいです)のまるくん。
山荘にもワンコが居るし、入笠山は犬連れ登山の方が多い山です。犬も人間も、自然と動物を満喫できる楽しいところですよ〜
コロナ禍でも、感染対策にとても気を使っていらっしゃって、角部屋に消毒スプレーを1本使えるようにしてあるし、水がある山なので手洗いうがいを積極的にさせていただける環境です。
寝具も手入れが行き届いていますし、全室個室なので、安心して過ごさせていただきました。
翌日は南八ヶ岳の編笠山(のふもと)へ
観音平の駐車場を拠点に、雲海展望台までの周回ルートです。
観音平の駐車場は、平日9時でけっこういっぱい・・!路肩にもけっこう駐車ありましたが、奥の第二駐車場はけっこう空いていました。
観音平からスタート
森の中を歩くコース。雲海の展望台までは、ひたすら(笑)笹っぱらの森の中を歩きます。
八ヶ岳といっても一番南側だからか、あまり八ヶ岳感はなくて(苔少なめ?岩少なめ?だからかな)とても歩きやすい登山道です。
足元にちょこちょこ、お花が咲いています。かわいい。
雲海の展望台へ
この日は雲があつくて、雲海といえど、なーんにも見えず(笑)
また次回、リベンジしたいと思います!
展望台にはテーブルはないけど、ベンチが何台かあって、休憩場所にはいい感じでした。
観音平〜雲海の展望台まで、途中休憩もしながらゆっくり歩いて1時間ちょっとでした。
編笠山の山頂には行かず、ここから下山です
観音平〜山頂はコースタイム3時間。登って下って、で、6時間なので日帰りする方も多いのですが、久々の登山でペースが落ちていることと、帰りは200キロ運転して帰らなきゃいけないので(汗)、山頂をふまずに、下山です。
下山は、富士見展望台方面へ。途中、休憩場所があったので、軽くゴハンを食べました。
山小屋泊の翌日のお昼ゴハンは、しっかり作ったりというのは特に夏場は食材の管理が厳しいので、インスタントラーメンで済ましました、済ましましたといっても、山で食べるカップラーメンは、めっちゃ美味いのです!!!
ひさびさの2日連続登山にバテるころさん(笑)
ころと歩く編笠山(動画)
無事、観音平に戻ってきました( ^ω^ )
観音平駐車場にお昼ごろに戻ってきました。
数ヶ月ぶりの登山で、わたしたちも犬も、なまった体にはこたえましたが(笑)、入笠山も編笠山も、とっても涼しくて久しぶりに山のニオイや風の音、夏の花、鳥の声、やっぱり山登りは、たのしいっ!
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