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一生モノの登山靴を。

登山靴ゴロー ブーティエル 山の道具

登山をするようになってアチコチで耳にする登山靴「ゴロー」。
今風の登山靴のデザインとは違い、というかむしろ真逆の、革製でクラシカルなデザインの登山靴。気になっていたものの、上級者向けのような、ガチの山ヤさん向けのようでなんだか気がひけていて(笑)

今履いているcaravanの登山靴もとても合っているのですがもう3年ほどになって、ソールの寿命が少し気になってきた頃。ちょうどメーカーのセールで半額になっていたりして、「同じものを買っておくか?!」くらいに思ったのですが、いやいやちょと待って。と。

せっかく足に合う登山靴を見つけても、ソールなどの劣化で数年ごとに買い替えなきゃいけないって、悲しくないか?と。(一般的な登山靴もソールの張り替えはできるようですが、2度程度までとか。)

ゴローの登山靴は革がだんだん自分の足のカタチに馴染んでフィットしていく、らしい。そしてソールの張替えも可能で、革のメンテナンスをちゃんとやりつづければ、一生履き続けられる、とか!

それなりに重さがあるので、少しでも軽い登山靴が好みの人には向いてなさそうですが、私は重さはそこまで気にならない(というかむしろ少し重めでカカトがしっかりホールドされてるもののほうが安心で歩きやすい。これは好みもあると思います)ので、ゴローさんにお世話になろうとおもいました。

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ということでやってきました、巣鴨の「ゴロー」。

ゴロー店舗

事前に来店予約がベター

事前に店舗に電話で問い合わせしたところ、来店の日時を予約すれば、登山靴の相談対応してくれるとのこと。おおよそ1人1時間程度。(平日の10時でしたが、来店中は数名の来客がある程度でした)

登山で履いている靴下を着用するか持参します。(今履いている登山靴で困っていることがあれば、それも持っていくといいかもしれません)

店員さんが丁寧にヒアリング

所狭しと、たくさんの登山靴が並んでいます。どれをどう選んで良いかわからない、とお伝えすると、行く山域・山行スタイル・ザックの重さなどから、おすすめのモデルをピックアップしてくれました。

  • 日帰りは奥多摩など
  • 泊まりは、アルプスなどの山小屋縦走くらいまで
  • 冬は、低山の雪山トレッキング程度
  • ザックの重さは重くて10kg以下

(ここからは話に夢中で写真とってません・笑)

ということから、モデルは「ブーティエル」か「ブーティエム」がおすすめ、とのこと。

登山者の視点で足の状態を丁寧に見てくれます

足の計測と一緒に、足裏の状態をみたり(土ふまずなどの様子)や、足の爪の様子を、それはそれは丁寧にみてくれました。そして衝撃だったのが、わたし、足の爪切りすぎ!と!

足の爪が伸びてくると、靴先にあたるかんじが気持ち悪くて、すぐ切っていたのですが、それが足を痛めることになってしまうよ、と。爪がある程度あたることで指先を守ってくれる。(手の爪と同じこと。)足の爪は伸びるのが遅いから、3ヶ月へたしたら半年くらいかかると思うけど、丁寧に伸ばしてみましょう。と。そして、できれば爪を「切る」のではなく、ヤスリで整えて。と。

日常でも基本的に靴下+スニーカーなので、足爪の手入れは丁寧にしていませんでした。伸びてりゃ切ればいいくらいの感じでした(笑)。でも、登山で何よりも大事なのは「足」。自分で足を動かさないと、素晴らしい景色にも出会えないし、安全に家に帰ることもできません。何より大事なものは、足。なんですよね。そのために足の爪も、ファッションのためとかでなく、安全登山のためにキチンと手入れする大切さに気づきました。

合った靴を履き続けていると、靴本体よりも靴ヒモが先に切れる、という衝撃事実

そして登山靴の履き方も、しっかりレクチャーしてくれます。
(ちなみにゴローさんのYouTubeにも動画でUPされています)

ゴローさんYouTubeより

靴紐は、ギターの弦のようにしっかりピンッと締め上げる!これ大事。(足先、足の甲、カカト、足首、と場所によって締め上げ具合はそれぞれ。これは日々の積み重ねしかないようです)

自分で結びあげていた靴紐は、ゆっるゆる、でした・・・。だから、特に下りのときに足が靴の中で前に滑って小指のあたりがジンジン痛くなっていたんだな、と、、、普段のスニーカーでも同じ事が言えるらしい。

どうしての脱ぎ履きしやすいような靴ヒモの締め具合にしていますが、これダメだそう。(脱ぎ履きが多い日本の住文化のせいもありますけどね)基本的に、きっちりと靴紐をイチから締め上げて靴と足をフィットさせることが大事。足の計測で、私は普段の靴は22.5が適していると言われたのですが、実際は23を履くことが多いです。それは脱ぎ履きしやすいサイズだったですね、、、大きい靴を履くから、足が滑って靴擦れができたり足の指に変なクセがついたり、してしまうそう。

登山靴のヒモの締め上げ具合は、もう「慣れ」でしかないので、登山のときだけに限らず、靴の脱ぎ履きに余裕があるときには日常でも履いてみるといい、とアドバイスいただきました。

いざ、フィッティング!

ゴローHPより

片足にブーティエル、もう片足にブーティエム、を履いてみて、実際の感触を見てみます。

はぁぁぁ・・・・とっても、
いい!!!

足と靴が一体になってる感じ。足首がしっかり守られてる安心感。店内をウロウロしたり、お店の階段の上り下りもさせてもらいましたが、足を一歩一歩運ぶときの歩いてる感触の心地よさ。

どこまででも、いつまでも歩き続けられそうな、この感覚( ´∀`)
(、、、って、実際の登山では自分の体力によるところが大きいけどね・笑)

どちらのモデルもいい感じなのですが、あえていうなら「ブーティエル」のほうがよりフィット感というか一体感がありました。
これは、足の甲の部分のヒモを通すところが「D環」か「丸穴」の違いによる感触だそうです。D環のほうが靴ヒモを通したり調整したりはしやすいけど、微妙なテンションのかけ具合が丸穴のほうが優れているそう。
私の場合、長時間登山靴を履いて歩いたあと、足の甲が痒くなる(靴紐の締め付けの圧で?)ことがあって、少し甲が高いからかも、とのこと。なので、丸穴のブーディエルのほうがより一体感を感じれたのかもしれません。

既製で作っているモデルと合えばその日に持って帰れます

ゴローの登山靴は製作方法で3タイプあって

  1. <既製品>22.5、23.0、といった、.5刻みで、各モデル作られています。多少の調整でその型に合うようなら、それを当日持って帰ることができます(※私はこのパターン。足の親指の爪が上向で沿っているため爪先が当たる→靴先の皮をその場で調整して伸ばしてもらいました)
  2. <セミオーダー> .25刻みで、製作も対応してくれます。左右の足の大きさが違うのはアタリマエ(らしい)なのですが、その差が少し大きい場合などは、この.25刻みでのサイズ対応となるようです。
    また、それぞれのモデルの定番カラーがあるのですが、そのカラー以外のものでも製作可能。
    黒、こげ茶、うす茶、で作ってもらうこともできます。
    この場合、サイズオーダーだと別途費用がかかるのと、オーダーしてから製作してもらうので納期が必要になります。(※主人がこの.25刻みでのサイズオーダーとなったので、約2ヶ月ほど待つことに)
  3. <フルオーダー>足のカタチや骨格などで、木型に合わない場合は、フルオーダーでの対応となるようです。

手入れの仕方も教えてもらいました。
(ちなみにこちらもゴローさんのYouTubeに掲載されています!)

登山靴お手入れ用品

私は、手入れ道具も何一つ持っていないので、防水ワックスとブラシも購入。これも、普段お仕事で革靴を履く方は持ってるものもあると思います。対応してくれる店員さんはあれもこれもと売る雰囲気はまるでないので、ご安心を(笑)(私の場合、むしろ何も持っていないので驚かれましたけど・・・笑)
合わせて、靴ひもの予備も買いました。靴ひもはいつ切れるかわからないので、登山の非常用袋に一緒に入れておきます。

わたしだけの、ゴロー。

登山靴ゴロー ブーティエル

履き慣らし前に、ちゃんと防水ワックスを塗り込んでおきます。
このブーディエルの靴には、赤いヒモをつけたかったのでついでにヒモも色替えしてみました。

コロナ禍で以前のようには気軽に登山に行けない状況もありますが、いつも以上に体調管理と安全管理に気をつけて、山を楽しめるといいなぁと思っています。

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コメント

  1. あきっこ より:

    はじめまして。
    私の登山靴もゴローのブーティエルなので、吸い寄せられるように見てしまいました。
    購入して3年、あちこちが擦れてアイゼンで傷付けた跡もありますが、そんな傷でさえ愛おしいですよ
    季節ごとに靴紐を替えて楽しんだりして、もう馴染み過ぎてしまい他は履けないと思ってます。

    お互いゴローと共に、楽しい思い出が増えると良いですね。

    • タケコロ母さん タケコロ母さん より:

      コメントありがとうございます!
      あきっこさんも、ゴロー愛好者なんですね〜。私はまだ3回ほど履き慣らし、のひよっこですが、足を入れたときのホールド感、ヒモを締め上げていくときのワクワク感。岩だらけの登山道でもしっかり足に馴染んでくれて、頼もしい存在です。だんだん足に馴染んでいく感じ、皮の手入れとソールの張り替えで、一生履き続けたい靴ですね。
      季節毎に靴ひもをかえて、なんてステキ!わたしも真似っこしてみたいと思います( ^ω^ )!

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