焚き付けにセンスが問われる、薪ストーブ
スイッチポン!で火がつくガスストーブや石油ストーブと違って、薪ストーブは火が付くまで、手間がかかります。
特に寒い朝。外の煙突からは外の寒い寒い空気が煙突からストーブの中に流れております。(ストーブのフタを開けると、冷たい風がヒュゥゥゥと流れている。)
この薪ストーブの中にある冷たい空気を、いかに手早く温めて上昇気流を作るか!が、薪ストーブの焚き付けの肝、なんです。
(ちなみに、焚き付け失敗すると、煙がめっちゃモクモク出ます。。。部屋が煙くなるので、コロは当てつけのようにクシャミをし出します・・(笑))
一発目の、薪の量・配置が大事。
空気の取り込みがストーブの前面下からなので、薪は、
下に燃えやすい細い小枝&杉の枯葉→そこそこの太さの枝→3cm角程度の木材
と、下から順に燃えやすいものを積み重ねていきます。
で、この一発目に火をつける、杉の枯葉。チャッカマンで火をつけると、一気に燃え広がりますが、長持ちしない。ブワーっと一気に燃えてすぐ燃え尽きる。小枝に火がつく前に燃え尽きることもあるので、そこで松ボックリを1個、入れておきます。松の油が含まれているのでしょうね、ジワジワとしばらく燃え続けてくれるので、その間に細い小枝が燃えて、そこから順番に燃えてきます。
この松ボックリネタ、現在テレビ東京で放送中の『ゆるキャン△』で、主人公の女の子がソロキャンプで焚き火をするシーンで、出ておりました。松ぼっくりは、なるべく傘が開いたもの(乾燥すると傘がひらくので)が火がつきやすい、と、開いた傘の松ぼっくりを集めるシーンがありました。
私も松の木がある近所の神社に拾いに行きました。最初は開いた傘のものを選んでいましたが、だんだんめんどくさくなって(笑)とりあえず集めました。でも家に置いている間に乾燥するようで、数日で全部傘が開きました。
乾燥松ぼっくりで、着火剤いらず!
去年はこの「松ボックリ着火剤」知らなかったので、おが屑をミツロウで固めた着火剤を買っていましたが、乾燥松ボックリで、じゅうぶん!
薪ストーブは一度燃えるのが安定すると、あとは薪をちょこちょこ焼べる(くべる)ことをサボらなければ大丈夫。火力は(薪ストーブの機種によりけりですが)ストーブの下部にある空気取り込み口のレバーを調整して、ストーブに入る空気量を調整するだけ。
着火に電気も使わないし、焚き付けの松ぼっくりも、小枝も、薪(※我が家は仕事柄、現場で出た無垢の木の端材)も、ぜんぶタダ。タダで、ぬっくぬくだなんてmサイコーではないですか( ´∀`)!
松ぼっくりや小枝を拾いに行ったり、っていう手間はかかりますが、それもまた楽し。犬の散歩道中に、松や杉などの森があれば、ラッキー。竹かごを持って犬の散歩に行く、っていう、なんとも昔話のワンシーンのような暮らしです( ´∀`)
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