8月に唐松岳に行ってから約2ヶ月も空いてしまった(泣)山登り。久々の登山再開なので、往復2時間・標高差300mちょっと、の小町山(こまちやま)に、行ってきました!
小町山(こまちやま)って?
小町山は、標高361mと低山ながらも、様々な登山道があって、とっても楽しい山。小町山といわれるように、小野小町ゆかりの山。麓には、小野小町のお墓があったり、登山道途中には小野小町が舞ったと言われる(?)舞台のような大きな石があったり。
他にも、三ツ石・熊の石といったポイントや、登山道や山頂にはテーブルやベンチがたくさんあります。道案内の標識も細かく設置されていて、地元の方々に丁寧に整備されていて、危険な場所やハードなところがなく、「里山登山」を存分に楽しめる山です。
駐車スペースは、麓の「小町の館」の駐車場を利用できます。(小町の館に一番近い場所は、早い時間は駐車できないので、その一つ手前の駐車スペースを利用します)
トイレ・手洗い・自販機があります。ここは「小町の館」施設の外なので、早い時間でも出入り利用できます。外にベンチもあるので、ザックを置いたりもできて便利(^^)
行きは、山頂まで約1時間の朝日峠ハイキングコースへ
朝日峠コースは、雨あがりでも泥るみ少なめで歩きやすい
舗装道路が程なくして終わり、登山道へ入ります。
この朝日峠コースは、杉林の中だからか、登山道の足元も(連日の雨&朝まで雨は残っていましたが)そこまで泥るみはなく、雨上がりでも比較的歩きやすい登山道です。
様々な名前が付いた石があるスポットが点在
山頂まで約1時間ながらも、途中にいろんな名前が付いた石があったり、小休憩できるベンチがあったり、と、久々の登山のツラさも和らぐ、やさしい登山道です(^^)
お賽銭は、登山道整備に役立ててくださるそう。ニンゲン2人+1匹の分を、奉納させていただきました(^^)
低山といえど、さすがに山頂直下は、しっかりと「登り」(笑)です!でも段差はそれほど大きくないので、登りやすい階段です。
小町山の山頂は、山ごはんを満喫するのにピッタリな場所
山頂は、テーブル・ベンチに加えてザックハンガーもあって超快適。(行楽シーズンの土日は混雑しそうですが)行ったときは、平日の9時頃だったので、他に2パーティーほどだけでした。
少し肌寒い気温だったので、コーンシチュー+くるみパン、で早めのお昼ごはん。肌寒くなってくると外で食べる温かい山ごはんの美味しさも格別(^^)
具材は事前にカットしたもの・お湯は山専ボトルに入れたもの、と事前に仕込めば時短調理できて、すぐに食べられます(笑)
小町山の山頂は、常緑樹に囲われているので展望はあまりありませんが、筑波山の方向だけ、景色が抜けています。360度の展望ではないけれど、木々に囲われているので日差しや風当たりがマイルド。今のような秋の肌寒い季節、行動中は快適でも、山頂でじっとしていると体が冷えてくるので、(山頂に長居する場合は特に)防寒着は必要です。
この日は山頂で1時間ほど過ごしました。少し、雲が抜けた筑波山。山頂だけ笠雲のように雲がかかっている様子は、まるで標高の高い山に居るかのようにも思えます(^^)
帰りは約1時間半の鬼越山〜鬼越尾根コースへ
小町山山頂〜鬼越山山頂までは、車道と平行した登山道を歩きます。(途中、ほんの少しだけで車道脇を歩きます)
鬼越山山頂へ
鬼越山の山頂は展望はありませんが、途中の登山道からは土浦市内に展望が抜けている場所もあります。
鬼越尾根コースは、広葉樹多めの明るい登山道(でも雨上がりは泥るんでます)
鬼越尾根コースは、広葉樹が多い様子。栗の木のイガグリがたくさん落ちてる場所もありました。登山道は広葉樹が多いので明るいですが、登山道の泥るみがそこそこすごくて、この日は朝まで雨だったこともあり、下りの登山道はけっこうヒヤヒヤでした(笑)
小町山の麓の「小町の館」も充実
「小町の館」は、館内に蕎麦を食べられるレストランがあったり、ちょっとしたお土産モノを買える場所もあります。(この日は犬連れだったので、泣く泣く断念・・・)新そばの季節なこともあり、平日でも地元の方がお蕎麦を食べにたくさんの方が来ている様子でした。
山頂まで往復2時間〜2時間半ほどなので、ふもとの「小町の館」で昼食を済ませてから、軽く登山をする方も多いようです。
361mと低山ながらも、様々な登山道と見どころいっぱい、そして下山後(or登山前)グルメも堪能できる、小町山。ひさびさの慣らし登山や、登山をはじめてみようかなぁーという方にもオススメの里山です。
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